どうも、生まれは昭和です。

犬神寧子のはんなり生活

だって人間だもの みつを

一人でいるときのほうが孤独を感じない

二人でいるときのほうが辛すぎて

私の声は雑音で姿も気配もそこらへんの置物と同じ

母も同じ気持ちだったんだろう

こんな苦しい孤独を私で変わりに満たしていたのだ

あまりにもむごい仕打ち

お母さんを抱きしめてあげたい

寂しかったんだよねと

私はやっぱり人間を信じない

人間は人間を捨てるから

口からでる言葉全部その場しのぎ

私は私のことなど振り向かないそんな存在を頼りに生きていく

脆い精神で生きていくには

人間はつらすぎる

怒声が三方向から飛び込んでくるこのあしきいえ

私は私に問う

なんで私が生きているのか?