どうも、生まれは昭和です。

犬神寧子のはんなり生活

なぜ朝ドラに肩入れするのか

今朝は起きれなかったので

昼の再放送をみた

自分はなぜこんなにも朝ドラを

いそいそとみているのか?

そして今日の回でわかった

自分と主人公が重なっているのだ

父は同居いていたが

別居しているかのごとく

私たちと触れ合いを持たない人であったので

兄は家を出たり入ったりな具合で

母の心の支えにならねば

母の願いを叶えてあげなければ

母が楽しく暮らしていけるように

母が不便をかんじないように

母が望めばなんでもした

私の人生は母のためだけにあったのだ

母と犬が幸せなら自分はどんなに苦労してもいい

それだけを心にがむしゃらに生きてきた

自分の将来とか

自分の中で行きたいところとか

自分の結婚とか

全て考える暇などなかったのだ

考えたとしても

私がいないとみんなたちゆかなくなってしまう

と瞬殺して普段通りの自分のない

周りのために生きる生活をしてきた

私が驚いたのは映画のハチ公物語である

娘が犬を飼いたいとハチ公を飼うけど

結婚します、ということであっさり家を出ていくシーンだ

私は天地がひっくり変える気分であった

自分の結婚のために犬を置いて家を出るのか?

このような人間も世の中におるのか

と本当にびっくりした

そんなことは今もって私はできない

どうやっても自分の人生というのは

誰かのためにあるとしか思えない

誰かが私を捨てても私は捨てられない

分かる人には分かる根深い問題が潜んでいる

家族を捨てた知人たち

彼らを私はすごいと思う

尊敬の年さえ抱く

私が弱いからかまだだめだ