どうも、生まれは昭和です。

犬神寧子のはんなり生活

ばあちゃんと似てるか聞いてみた

父ちゃん方のばあゃんに私は似てるかと聞いてみた

ほとんど会ったことなくて

電話で長々と話すとかもなくて

とりあえず他人より遠い親戚というやつだった

そんなばあゃんも亡くなってしまったが

父ちゃんをつついてつついて出てくるばあちゃんはすごい頭のいい人で

ちょっとは似てるとこあるかなとか期待してた

そんなんで聞いてみたんだけど

わたしとばあちゃんがこう重なるように似てるとか思う瞬間ある?

父ちゃんは、とにかく静かな人だったからなぁ~

と答えた

確かに私はうるさいしわがままである

ハムないのが発覚したのは、私は冷やし中華でいいやと父ちゃんに促したからであって

そのあとに

誰よりも早く起きて誰よりも遅く起きていたからな~

そう、私は誰よりも早く寝て、誰よりも遅く起きて、さらに昼の1人の時間は大抵寝ている

父ちゃんが合間にうちに帰宅しても気づかなくてずっと寝てて起きたら

父ちゃんの端がシンクにあるとか

父ちゃんの湯飲みが~とかで

いつのまに?

なわけで

父ちゃんを兄ちゃんに置き換えてもオーケー

そんなんでよく寝るわけよ

んでならば

表情とか仕草とかないか?と聞いたら

黙ってしまったので


どうにもこうにも重ならないらしい

やはり人間は一緒に暮らした人間による

後天的な習慣とかのほうが人間形成において
重要なのだと確信した

父ちゃんは、ばあちゃんのことを

ほんとに頭のええ人だったのに

字もうまくて…

息子がこれだからなぁ…



父ちゃん…


そしたら私の立場がないからそれ以上言わないでおくなすって

そうして話しは幕を閉じた